使える物は再生し、
後世に伝えられる住まい造りに尽くす
600年以上の伝統あるお寺で使用されていた築91年の客殿をリフォーム。梁や土壁などはそのまま活用しながら、アイシネン断熱やペアガラスのサッシを採用して結露のない快適な空間を実現しました。
価格:-
タイプ:古民家再生 和テイスト 無垢材・自然素材 築25年以上
構造:-
間取り:-
施工会社:ハヤシ工務店
施工期間:-
敷地面積:-
延床面積:-
平屋だった客殿の屋根裏空間を活用。1階の天井を一部下げて2階を新たに建築。天井に見える力強い梁は、以前のままの姿。見事にフリースペースと寝室に変貌しました。
立派な梁や柱はそのまま使用。天井部分も高気密・高断熱を実現する断熱材「アイシネン」を吹付けることで真冬でも暖かな住まいに変貌します。
田の字の4間だった和室は、手前の2間を一つにまとめて広間に。1段下げた天井は張り替えたが、それ以外の天井や多くの建具は昔のままの姿で風情を残す
スケルトン状態
白い壁と瓦のコントラストが効いた外観はモダンにも感じる。「後世に伝えられるように」というご住職の思いが叶う
2階フリースペースからつづく寝室。茶室のにじり口のような小さな入口は、奥様のお気に入りのひとつだ
上部を吹抜けとして採光を施した玄関。飾り床の壁は漆喰に赤と黒のベンガラを混ぜて“紫色”に。微妙な色合いが空間をよりシックに演出
「住まい手が豊かさを感じる家」を目指し、〝地産地消の家〟に取り組んでいます。県内各地から供給される木材を構造材だけでなく仕上げ材にもふんだんに採用し、樹齢50年を超える力強い大黒柱を現すなど、木材の温もりが伝わる豊かな空間造りが評価を集めています。地域型住宅ブランド化事業『ちょうの家』に取り組むほか、家造り関連に地産の食や地元作家のクラフト作品も加えた『〝良(い)い・食・住〟暮らしづくり』も毎年開催。地産地消への思いは、暮らし全般に広がっています。また、吹付発泡断熱の『アイシネン』や『ジェイベック』を採用して〝高気密・高断熱+計画換気〟にも注力。快適な住環境造りに力を入れています。