団体信用生命保険は、「団信」とも呼ばれている住宅ローン専用の生命保険です。契約者が死亡または高度障害になった場合、保険会社から住宅ローン残高と同額の保険金が支払われることにより、住宅ローンが完済される保険です。近年、ほとんどの住宅ローンに団信が付保されており、その保険料は金融機関が負担しています。さらに病気で就労できない期間ができた場合を保障する疾病特約も登場しました。特約は別途保険料を支払うことで加入できますが、保障の幅はさまざまです。「どのような疾病で、どんな保障を受けられるのか?」をちゃんと確認した上で、加入中の生命保険や医療保険の保障内容とも照らし合わせながら、特約を付保するかどうかを決めるといいでしょう。病気やケガなどで働けない状況で住宅ローンを返済し続けるのは本当に大変なことです。いざという時の備えも万全にしましょう。
※健康上の理由で団信にご加入できない場合もあります。「フラット35」には団信が任意の住宅ローンもあります。
ー記事監修:但陽信用金庫ー