野菜作りがお好きな施主様のために外作業と家の関連性を整理し、半屋外となる軒下空間、薪ストーブを設置した土間と一体になるLDKを中心に設計しました。
外観はガルバリウム鋼板や焼板、モルタル掻き落し等の昔ながらのシンプルな素材を使用して構成しました。
室内は柱梁を現す『真壁構造』とし、高知県の四万十川流域で産出される杉を使った、木の香りに包まれるおだやかな空間となりました。
さっそく頂いた無農薬の黒枝豆はそれはそれは美味しくてビックリしました!
価格:~2,000万円
タイプ:シンプルモダン 和テイスト 古民家風 ナチュラル デザイナーズ
構造:木造軸組
間取り:3LDK
施工会社:株式会社 田代工務店
施工期間:2021.5~2021.9
敷地面積:-
延床面積:81.92㎡ (24.7坪)
スグ目の前の畑での野菜作りが楽しめるようにプランニングしています。
テラスには業務用シンクと雨水貯留タンクを備えています。
広い軒下は玉ねぎを吊るして干す等、様々な用途に使用できます。
薪ストーブは暖かいだけでなく、シチューをコトコト煮込んだりできます。
なによりも炎の揺らめきがくつろぎのひとときを届けてくれます。
燃料の薪はモチロン田代工務店からの支給品です!
軒下テラス→土間→LDK、土間→お手洗いにも続く、菜園家によろこばれるプランです。
さあ、餅つきをやりましょうか?!
土間続きのリビングは屋根の形なりの吹抜けとし、小さな家とは感じられない伸びやかさを求めています。
この家は柱、梁を現す真壁構造です。自然素材で壁面を仕上げる場合、左官や塗装仕上げになりますが、柱を見せない大壁だとヒビ割れがしやすくなります。ビニールクロスを貼れば一挙解決なのですが・・・、あまり使いたくないですよね。。。
ガスコンロを使用する場合、防火の観点から、内装制限が掛かりひろびろとしたLDKが設計し辛いですが、建築基準法 告示第225号による検討を行うとこの家のようにコンロ廻りを重点的に防耐火する事により、ひろびろとしたLDKが実現できます。薪ストーブについても同様です。
青い壁は土佐和紙を貼っています。
畳下が床下収納となっており、畳から出ている真田紐は畳を上げる時に使います。
様々な趣味事につかえる長~いカウンターです。シンクと水栓はIKEAで買って来られたのを取り付けています。
屋根断熱の利点を生かした部屋です。
ロフトを設けて隠れ家とか収納に使えます。
ロフトの窓は行政庁により取り扱いが異なり、神戸市、明石市、姫路市ではその大きさに制限があります。
北側もオシャレになるように、焼板とモルタル掻き落しを使い分けました。
屋根は5面が山並みのように連なります。
できる限り化学物質を排除した建材と国産の自然素材を積極的に使用する「健幸住宅」で、健康志向の施主から厚い支持を得る田代工務店。外張り断熱と計画換気システムの採用で夏は涼しく、冬暖かい快適な環境を実現。階段の手すりや室内扉から、キッチンの食器棚やパントリー、TVボード、玄関収納まで室内家具はすべて無垢材を使って自社で造作して統一感のある住空間を提供する。住まいの健康も家族の健康な暮らしも願い、真摯に家づくりに向き合う姿勢や、初対面からでも気さくに話せる社長自身の雰囲気も、田代工務店の特長と言える。