将来のことを考え、1階で生活が完結するコンパクトな間取りとなっています。LDKは必要な柱と壁以外極力設けず、1つの空間を家族で共有するような一体感があります。その一方で、在宅勤務をする2階書斎は個別に仕切られ、1人で集中できるワークスペースを確保。扉を開ければすぐ家族の気配が感じられ、閉めれば仕事モードにスイッチが切り替わる、メリハリのきいた暮らしが叶うお家です。
タイプ:北欧風 ナチュラル
構造:木造軸組
間取り:-
施工会社:モリシタアットホーム(株式会社 モリシタ・アット・ホーム)
施工期間:-
敷地面積:294.35㎡
延床面積:120.07㎡
間仕切りをあまり設けず、ワンルームのようなLDK。それぞれの場所で別々に過ごしていても、家族のぬくもりが感じられます。
ブラックの外壁が引き締まった印象の外観。
スッキリとしたデザインがおしゃれな玄関ホールの洗面。帰宅後の手洗い渋滞解消や、将来お子様が大きくなったときお互いに干渉しないよう分かれて使うことができます。
洗濯~乾燥~畳む~しまうまでが一直線上で完結する家事動線。乾太くんから取り出した服はそのままカウンターに出して畳めるようになっているので、余計な動作をせずに片付けられます。
冷蔵庫前に配置されたパントリーには、食品や飲料類のストックがしまわれています。
グレーにホワイト、そして木の組み合わせがあたたかく落ち着いた印象のキッチン。
写真右手前の造作カウンターは、ちょっとした書類仕事をしたり、季節の飾り等ディスプレーの場としても活躍。
スッキリとしたお家の秘密は収納計画にあり。使うところに使うものが、取り出しやすいようにおさまっています。
窓から視線が抜け、広々と開放感のある吹き抜け。階段は将来足腰が弱くなったときのことを考えて、踏面や踊り場のサイズ・形を調整し、安全に上り下りができるようにしています。
1階と2階が吹き抜けを介してゆるやかに繋がり、お互いの気配を伝えあいます。小上がりの和室は、扉を閉めてロールスクリーンを下ろせば個室に変身。将来1階のみで生活する際に、寝室として使うこともできます。
ご主人の仕事場である書斎。日常生活の場と仕事場が同じでも、うまく空間を仕切ればパッとスイッチを切り替えられます。
理想の住まいのために、デザインや住宅性能はもちろんのこと、〝暮らしの設計〟に力を注ぐモリシタ・アット・ホーム。家づくりの中で突きつけられる諸問題に正面から向き合い、家族が本音で語り合い、理解し合い、気遣いあう、そんな家づくりのプロセスこそ同社が最も大切にすることだ。設計においては、機能的な動線と収納計画を重視。施工例として紹介している『いくかじハウス』では、コンパクトでも、十分機能的で、豊かに暮らせる家ができることが表現されている。「〝家族が健康で仲良くなる家づくり〟が私達に課せられたミッション」と語る同社。その実現に向け、人生計画から逆算した家づくりを推進している。