素材感を前面に打ち出した、生活感を感じさせない家｜はりまの家

理想の暮らしを思い描き、動線・収納プランに反映

住宅展示場めぐりのほか、SNSやネット検索でイメージづくりに励んでいたＨさん。具体的な要望をまとめるのに費やした時間は、1年以上でした。そしてその内容は、デザインにはじまり生活動線や収納計画など、かなり具体的に。

まずデザインでは、外壁の打ちっぱなし風のサイディングや石目調のエコカラットといった、質感の際立つ素材を住まいの随所に採用。「リビングに入る前に手洗いできるように」と、玄関からはLDKと水周りへの2動線を確保したほか、2階のベランダ前には洗濯物を畳んで置いておけるタタミコーナーを配置。動線計画も生活スタイルや実際の暮らしを前提として描かれています。「生活感をなるべく出さないように」との思いは収納計画に現れ、片づけるものを事前に想定し必要箇所に必要量の収納スペースを確保。〝片づけやすさ〟も追求されています。

設計士やコーディネーターも同席した打ち合わせは、いたってスムーズだったそうで、「いろんな要望に対して、メリットデメリットも交えながら即座に提案を返してもらえた」とＨさん。ご自身のこだわり、工務店の知識とアイデアがうまく調和した結果、「理想の暮らし」を実現されていました。